作家名は考えてつけよう
神西です。
今日は神西亜樹という名前をどうつけたかの話です。
短い話ですが、ここだけの話ということにしたいです。たぶん公的な場で名前の由来を説明するときは、嘘をついてそれっぽい逸話を話すと思うので。
さて、神西亜樹という名前ですが、まず下の方の「亜樹」についてはツイッターなどでもすでに少しふれました。
これは、「作品の後ろ側にいる作者の影を感じてほしくないから」という私の昔からの思いが反映されたものです。要するに、作品は作品で完結していてほしいし、受け手側の自由を保障したいし、何より作者はイデアでありたいんですね。
「こんなかっこいい曲を作るなんて、バンドメンバーは皆かっこいい顔に違いない」みたいな願望が私も中学の頃なんかにはあって、そうじゃないと知ったときの身勝手な悲しみなんかも覚えがありますから。やはり、作品の邪魔になりたくないのです。
だから名前を無味無臭にして、普通にある名前としてできるだけ印象を薄めたかったのと、加えて男女のどちらかすらわからない名前にしたかった。アキという響きは女性的ですが、亜樹という字面は男性的だと思って、最終的にこの名前にしました。
とまあ、下の名前に関してはちゃんと理由があったわけですが、
対する上の名前はものすごく雑に決めてしまってまして。
小説投稿サイトに登録する際、名前を決めなくてはならなくなり、そこでとっさに考えたわけですが、
小説家か。いわゆる、先生だな。先生・・・
と考えたとき、真っ先に浮かんだ名前がスラムダンクの安西先生でして。安西先生以上にしっくりくる先生姓はなかろう。じゃあ安西っぽい地域名を探してそれにしよう、と決めて、神西という地域を見つけるに至った、んです。
これはね、本当に後悔していますよ。だって自分の名前に神なんて単語入れるの、どんな奴なんだってなりますもん。冷静に考えると。なぜそのことに考えが及ばなかったのか。そのうちこっそり似た漢字に置き換えられないかな。
0コメント