ブログではじめにやるような自己紹介
神西です。ツイッターもブログもほぼほぼ固い文体でやっているので、どう崩していくか考え中です。
今回の記事はタイトルの通りです。神西亜樹という作家名でバイオグラフィが載っている場がないので、多少こちらに載せていこうと思います。
いや、ネット上にある私の「生の声」的なものは、新潮文庫のHPに「NEX大賞受賞の言葉」という頁がありまして、そこに載っているものがそれっちゃそれなんです。遠回りに自己紹介的な文があるとしたらそれなのですが。
しかしその文には、当時の感極まっている精神状態が反映されすぎているというか、絡みづらい生真面目さがあるというか、そもそもの話、当時の段階でそのカドに気づいて三回くらい手直しして丸くしてから編集さんにメールで改稿を送ったのに一回目のこれが上げられてしまったというか、
とにかく気に入っていないので、この「生の声」に代わる生の声を表したい心持ちで当ブログを更新しているところはあります。
神西亜樹で検索したらこのサイトが一番上に来るようになることを目指して、コツコツ書いていきます。
というわけで本題です。
神西亜樹はじんざいあきと読みます。新潮文庫nexから小説を刊行させてもらっています。
私は全然本を読み書きしない人種でした。大学で日本文学に触れてはいたものの、私生活では小説に触れる機会がすくなかった。一番本を読んでいたのは中学生の頃。海外の児童文学、特にアレックスシアラーとか、ファンタジー小説、日本だと石田衣良さんとか西尾維新さんとかを読んでいました。でもそれきりで、歳を重ねるほど縁遠くなっていきます。
読む方がこんな感じなので、書く方なんて本当に経験がありません。
高校くらいの時分に、あるゲーム雑誌の三万字くらいの小説賞に投稿したことがあって、これが唯一まともに書いた小説だったと思います。児戯に満ちた携帯小説を十話くらい書いたことがあったから、そのノリで投稿した粗いものでした。
あとは二十歳を超えてからツイッターで1000字くらいの物語を不定期に投げていましたが、起承転結も考えずとりとめもなく書いていたもので(まあしかし、今でもわりと気に入っているフレーズとかあるのですが)小説と呼ぶにはいささか実験的がすぎる気もします。
というわけで、一般的な小説家のあり方としてはわりと意味不明というか、なんだコイツといったタイプの小説家です。
本当に自分でもなんだコイツと思いながら小説家になりましたし、他の方の小説を読むたびに、己に不作法を感じとって恥じ入る日々です。
とりあえず今回はここまで。次回以降も同じような話を小分けに書いていこうと思います。
(たぶん経緯の話になる気がする)
神西
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